プレミアムギャッベフェア

期間: 4月19日(土)~29日(火・祝) 【23日(水)は定休日のためお休みさせていただきます。】
会場:シマダヤ プラス高松店1階【ギャッベ特別催事場】
時間:10:00~19:00

ユネスコ無形文化遺産登録されたイラン遊牧民の伝統工芸、草木染手織り絨毯ギャッベの中でも最高峰の品質を誇る工房です。
原毛にこだわり、染にこだわり、織りは勿論、仕上げにこだわったプレミアムギャッベを、是非この機会に触れてみてください。

ギャッベとは

ペルシャ語で「粗い(rough)」を意味する言葉で、もともとイランの南西部の都市シラーズからさらに南、標高2,000 ~ 3,000mのザクロス山脈の懐深い自然の中を遊牧していた
カシュガイ遊牧民(アマレ族・ダルシェリ族・カシュクリ族・シシブルキ族・フェルシマダン族)・ロリ族たちによって織られている伝統工芸品の絨毯で、
ユネスコ世界無形文化財遺産にも登録されています。

最高品質の羊毛

「ギャッベ絨毯の優劣は、織にあらず、糸にあり」ギャッべの価格は羊毛の値段に比例するのだと、ファーハーディアン当主は常に言う。
ペルシャ絨毯に使う羊毛をギャッベに使われており、クルドの人々が縒りをかけて、
手で紡ぎ美しい細い糸に仕上げています。

草木染め羊毛

ギャッベの染色に使われる天然染料を大きく分けると、栽培されたものと野生のものに分類されるそうです。
ギャッベの5 大色(赤・黄・緑・茶・青)にはローナス西洋茜、ザクロ、ジャシール、クルミほかに合成染料でインディゴが使用されており、
いずれも単体で使用することなく、何種類かを組み合わせてギャッベ絨毯商独自の個性を出しているそうです。

世界に1枚しか存在しないギャッベ

1枚、1枚丁寧に練り上げられた世界で1枚だけの特別な織物。カシュガイ女性が織るギャッベの表情が、どうしてこうも1枚1枚違うのでしょうか。
ファーハディアンが渡すデザイン画でさえ、同じものと思えないほど、違う衣を纏った女性のように表情が変わります。
カシュガイ遊牧民の精神の根底にある、拘束されず自由に生きるフリーダムの精神が、織り手のアイデンティティを表現し、私たちの心に訴えかけてきます。
初めてなのに、なぜか懐かしいと思えるギャッベの魅力は、縛られない自由な世界から生まれるのです。

洗いと仕上げ

織りあがったギャッベは、集荷されファーハディアンのサービス工場に運ばれて、最初に砂だらけのギャッベを大型のドラムにかけて土や砂を落とします。
次に裏のむだ毛をバナーで焼き洗い、天日干しをして電気バリカンで刈り込みます。この洗いから刈り込みの一連の作業を4度繰り返すのが
ファーハディアンの特徴で、これにより不要なむだ毛や動物臭が軽減されます。さらに最終チェックとサービスが施され、職人の手仕事で縁かがりや
不具合部分の補修が丁寧に行われます。遊牧民が織り終えた物に比べると、まるで別物のギャッベに生まれ変わります。
洗いと仕上げのクオリティの高さは、イランの絨毯業界の中でも他の追従を許しません。

ファーハディアンプレミアムギャッベのグレード

ざっくりとしたボリューム感
NOMADO

糸質にこだわったボリューム品質
ZAGROS

ボリュームと質感のバランスが取れた品質
KASHKOULI

無染色ベースの高密度品質
LORI TABIEBAFT

まさにアートな仕上がり
LORI NOWBAFT

プレミアムな最上級クラス
LORIBAFT ATASH

家族の幸せを願う伝統模様

ギャッベの文様は、生活の中で生まれた形であり、様々な「願い」が込められています。(その一部をご紹介します)

生命の樹
(ギャッベの数あるモチーフの中でも一番人気)

ライオン(王の象徴)

井戸(四角形は、水をたたえた井戸を表す)

人(子孫繁栄・子宝)

動物(羊や山羊は財産・お金)

花形(花のような文様は狼の足跡)

プレミアムギャッベフェア

期間: 4月19日(土)~29日(火・祝)【23日(水)は定休日のためお休みさせていただきます。】
会場:シマダヤ プラス高松店1階【ギャッベ特別催事場】
時間:10:00~19:00